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もう一度、矯正治療をやり直したい!費用や治療期間は?

歯並びをキレイに整える歯科矯正。

みなさんはこんな経験やお悩みはないでしょうか?

 

「歯科医院の指示を守って矯正器具をつけていたはずなのに、歯の位置が戻りはじめている…

「保定装置(リテーナー)の装着が嫌になり、途中で投げ出してしまったが、また矯正にチャレンジしたい」

 

年々矯正治療の需要は増加していますが、さまざまな事情で「矯正治療をやり直したい」という方も、同様に増えてきています。

 

そこで気になってくるのは、費用や治療期間ですよね。

矯正治療は自費治療のため、費用は高額で治療期間は長くなってしまうものです。

そのことは、すでにご承知だと思います。

 

しかし矯正をやり直す「再矯正治療」なら、費用を安く抑えて比較的短期間で治療できる可能性があります。

1. 再矯正治療と「後戻り」

再矯正治療は、すでに矯正治療を行って歯並びを整えているにもかかわらず、歯列が「後戻り」を起こし、再び矯正治療を行うことを指します。

 

後戻りとは、文字通り、矯正した歯の並びが元の位置に戻ってしまうことです。

このとき、「しっかり矯正治療をしたのに、けっきょく歯並びは元に戻ってしまうの?」と疑問に思う方もいることでしょう。

 

実はそうなんです。

結論からいいますと、個人差はありますが、矯正をしたからといって、「絶対に歯並びが元に戻らない」というわけではありません。

 

噛み合わせが影響することもありますし、その他にも、「歯周靭帯」の張力によって歯列が引っ張られてしまうケースも考えられます。

もちろん、後戻りの程度は人によってさまざまです。

 

本人自身ですらまったく気が付かない場合もありますが、「矯正をやり直したい」と思うほど歯の位置が動いてしまっている人もいます。

そんなときに再矯正治療を施すわけですね。

2. 再矯正治療で費用は安くなる?

すでにご存じのように、歯科矯正はけっして安くはありません。

だからこそ再矯正治療で「また費用をかけることになるのか…」と懸念している方もいることでしょう。

 

しかしご安心ください。

近年では再矯正治療に力を入れている歯科医院が増えてきているので、あなたの後戻り矯正をお手頃価格で引き受けてくれる可能性があります。

3. 再矯正治療はどこに頼めばいい?

まずは以前に歯科矯正を行った医院に相談することをおすすめします。

 

医院によって再矯正治療の対応が異なりますのが、費用を安くしてくれるかもしれません。

見積もりの時点で「高い」と思ったときは、他の歯科医院に再矯正治療の相談してみるとよいでしょう。

 

お住まいの近くに、再矯正治療を積極的に行っているところがないか調べてみてください。

4. 再矯正治療の種類

4-1. 費用を抑えられるワイヤー矯正

一度目の矯正治療ですでにワイヤーを装着した経験のある方も多くいらっしゃることでしょう。

再矯正治療でもワイヤー矯正は効果がありますので、慣れている方はそこまで苦も無く治療に臨めると思います。

 

メリット ・費用を抑えやすい

・マウスピース装着ができない人も矯正できる

・歯の裏側に装着すると人前で目立たない

デメリット ・ワイヤーが舌や唇にあたって違和感がある

・裏側矯正の場合は費用が高くなる

4-2. 目立ちにくいマウスピース矯正

「再矯正はしたいけど、ワイヤーをつけるのはもう嫌…」という方には、「インビザライン」などのマウスピース矯正がおすすめです。

 

あなたの歯型をもとに成形した透明のマウスピースを装着し、後戻りしてしまった歯列を矯正し直すことになります。

 

メリット ・目立ちにくく、痛みがほとんどない

・自分で着脱可能

・手入れが簡単で清潔

デメリット ・矯正後にまた後戻りすることもある

・人によっては再矯正に数年かかる

 

4-3. 後戻りの心配がないセラミック矯正

「もう後戻りのことを心配したくはない」「矯正にこれ以上の費用負担をしたくない」という方は、「セラミック矯正」を検討してみてはいかがでしょうか。

 

セラミック矯正は、削った歯にセラミック製の義歯をかぶせる方法です。

ワイヤー矯正やマウスピース矯正よりも後戻りするリスクが低いことが最大のメリットだといえるでしょう。

 

治療期間も非常に短く、人によっては一週間ほどで終了するケースもあります。

ただしセラミック矯正は、「矯正」とはいえ、実質的にはキレイな歯列に見えるように義歯を装着するという見た目重視の方法なので、よく考えたうえで検討することをおすすめします。

 

メリット ・矯正治療の期間が短い

・見た目がキレイに整う

・後戻りの懸念が少なくなる

・費用的にもリーズナブル

デメリット ・歯を削ることに抵抗がある人には向かない

・歯の寿命に影響を与える

 

5. まとめ

歯科矯正はけっして万能ではありません。

矯正直後は歯列がキレイになったと思えても、その後に、噛み合わせや保定装置の具合によって歯列が元に戻ってしまうリスクがあります。

 

どうしても「矯正をやり直したい」と思ったら、まずはかかりつけの医院に再矯正の相談をしてみてください。

再矯正の費用を安く抑えつつ、また状態によっては短期間で治療が済む場合もあります。

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