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あなたの歯並びこんなに見られています!歯並びが悪いと相手への印象が悪くなるのは本当?

「歯並びは第一印象を左右する」ことが日本臨床矯正歯科医師会による調査で報告されています。

 

また、第一印象は、視覚での判断が55%にもなります。

それだけ、人は見た目で相手の第一印象を決めているのです。

 

とはいえ、歯並びによって第一印象が変わるのが、いまいちピンとこない方もいると思います。

 

そこで今回は、歯並びが相手にどんな印象を与えるのか歯並びが悪いデメリットなどについて解説していきます。

1 人の視線は口元に集まりやすい?

マウスピース矯正で有名なアラインテクノロジージャパンが、男女48人を対象に、人の視線の動きについて調査を行い、次のように結論づけました。

 

・笑うほど、口元や歯並びが見られる

・笑いが大きいほど、口元に視線がいく

・歯並びが悪い笑顔では、「歯並びが悪い人の印象が強くなる」

 

それぞれについて、詳しく解説していきます。

1-1:笑うほど、口元や歯並びが見られる

“無表情の人”の写真を対象者に見せると、口元より目を見る確率が2倍。

 

“笑顔で歯並びが悪い人”の写真を対象者に見せた時には、目より口元が見られる確率が1.7倍。

 

“笑顔で歯並びが良い人”の写真を対象者に見せると、目元より口元の方が3.2倍見られることがこの調査でわかっています。

 

この結果から、無表情より、笑顔で口元が見える時の方が、人は口周辺を見ていることがわかります。

 

歯並びの悪さを気にして、常に口を閉じていることは生活している以上なかなか難しく現実的ではありません。

 

特に、ビジネスでは、会話やコミュニケーションを取る場面が多く、そういった時には相手の視線が歯並びに集まりやすいです。

1-2:笑いが大きいほど口元に視線がいく

・無表情

・歯並びが良い除隊での微笑

・歯並びが良い状態での大笑い

 

上記のそれぞれの状態で、視線がどこに集まりやすいのかを調査しました。

 

その結果、“大笑い”では7秒間のうち、1.75秒という長い時間で口元や歯に視線が集まりやすいことがわかっています。

 

また、“無表情”より“大笑い”の方が2.57倍、口元や歯に視線が集まりやすいです。

1-3:歯並びが悪い笑顔は、「歯並びが悪い人の印象が強くなる」

大笑いの表情で、“歯並びが悪い状態”と“歯並びが良い状態”での視線の集まり方を調査したところ、“歯並びの悪い状態”では、1.41倍、視線の滞在時間が長いことがわかりました。

 

また、写真の印象評価において、歯並びの良さの項目が、他の項目に比べて、大幅な差があることがわかりました。

 

その結果、歯並びが悪い笑顔は、相手に歯並びが悪い人という印象が、強く残りやすいという傾向があります。

2 歯並びが悪いデメリット

アラインテクノロジー社が行った調査では、歯並びが悪いことで次のような印象をもった方が多いことがわかっています。

 

・幼く見える

・清潔感がない

・仕事ができなさそう

 

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

2-1:幼く見える

歯並びが悪いと、子どもっぽく感じる印象を持つ方が多いのがこの調査でわかっています。

 

特に、すきっ歯といった、歯と歯の間に大きく隙間がある歯並びは、全体的に幼い印象を与えがちです。

 

子どもの歯並びは、歯と歯の隙間ができるように生え揃ったりするのが一般的です。

 

また、子どもには、乳歯と永久歯が混じっている歯並びの時期があり、一時的に歯並びが悪くなります。

 

そういった歯並びが悪いイメージが、子どもの歯並びの印象と強く残り、歯並びが悪いと、幼く見える印象を持ちやすいのです。

2-2:清潔感がない

清潔感は、プライベートや仕事でも、相手に好印象を持ってもらうには、重要な要素になります。

 

歯並びが悪い場合には、キレイに歯磨きができなさそうと、歯が汚く見えてしまいがちです。

 

また、歯並びが悪い人は、しっかりと歯磨きできなさそうな印象から、虫歯や歯周病が気になったり、口臭もあるのではないかと、考えたりする方も少なくありません。

 

例えば、キレイに並べられた本や、整理整頓がしてある部屋は清潔感があると感じる方が多いです。

 

一方で、床に落ちている物が多く、散らかっている部屋では、清潔感を感じません。

むしろ、汚い、不快と感じる方が多いはずです。

 

歯並びは部屋と同じで、凸凹していたり、キレイに並んでいなかったりする見た目は、清潔とは捉えられず、逆に不快や不潔と感じる人も少なくありません。

2-3:仕事ができなさそう

ビジネスでは、口元に気を使えている人は、自己管理ができていると評価されます。

「自己管理ができる=仕事ができる」と判断されるからです。

 

一方、歯並びが悪い人は、見た目がだらしなく見えてしまい、仕事を任せても大丈夫かな・・・・・・と相手を不安な気持ちにさせる原因になります。

 

歯並びが悪い印象がつくと、「自己管理ができない=仕事ができない」と判断されることが

あります。

3 矯正治療の方法は「3つ」

歯並びをキレイにするには、次の3つ矯正方法があります。

 

・表側矯正

・裏側矯正

・マウスピース矯正

 

それぞれについて、簡単に説明していきます。

3-1:表側矯正

表側矯正は、矯正治療の中の基本となる治療法です。

 

表側矯正では、歯の表側に金属のブラケット(歯に負荷をかける部品)を接着して、金属のワイヤーを取り付けます。

 

ワイヤー矯正は、ワイヤーの引っ張る力を利用して歯並びをキレイに整えていく方法です。

 

最近では、プラスチックやセラミックといった材料で、できているブラケットやワイヤーを使用することで、歯の表側に装置を付けても目立ちにくくなっています。

 

また、ワイヤー矯正は、長い歴史のある矯正方法なので、色んな歯並びに対して適応が可能な装置になります。

3-2:裏側矯正

裏側矯正とは、歯の裏側にブラケットとワイヤー装置を装着して、歯並びを整えていく方法です。

 

歯の裏側に装置を付けるので、他人から矯正をしていることが、わかりにくいのが特徴です。

また、表側矯正より、裏側矯正の方が虫歯になりにくいメリットがあります。

 

ワイヤーの矯正装置は、汚れが付きやすく歯磨きの工夫をしないと、虫歯になりやすいです

 

しかし歯の裏側には、唾液がでる腺があります。

唾液には、汚れを洗浄したり、菌の増殖を抑制したりする効果があります。

 

裏側矯正の場合には、唾液に触れる部分も多く、唾液の効果を受けやすいため、表側矯正より、虫歯になりにくいのです。

3-3:マウスピース矯正

マウスピース矯正とは、透明なマウスピースを歯にはめて、歯並びをキレイにしていく方法です。

 

使用するマウスピースは、取り外しができるので、矯正する前と同じように歯磨きを行うことができます。

 

マウスピース矯正では、型取りや専用の機器を使って、歯並びの状態のデータを取ります。

 

その後、最終的な歯並びまでのシミュレーションを行い、20~40個ほどのマウスピースが完成します。

 

使い方としては、歯並びの段階によって、使用するマウスピースを約2週間に一度のペースで替えていきます。

 

マウスピース自体は、透明な柔らかい素材でできているため、口元が目立つことが少ないです。

 

マウスピース矯正は、歯並びの状態によっては使用できないこともあり、ワイヤー矯正と併用して行うケースもあります。

4 歯並びをキレイにして好印象を得よう!

歯並びが悪い状態では、マイナスな印象を相手に与えている可能性があります。

 

ビジネスでは、相手に仕事ができないと思われると、中々仕事がスムーズにいかず、仕事の楽しさが失われます。

 

また、相手に清潔感がないと思われては、恋愛に発展しにくいです。

歯並びは、あなたが思っている以上に、あなたの印象を良くも悪くもしてくれます。

 

歯並びをキレイにして、仕事や恋愛を好印象から始めましょう!

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