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マウスピース矯正の種類には何があるの?またそれぞれの特徴は?

「マウスピース矯正の種類によって、歯並びが綺麗になるかが決まる」と言われるくらいマウスピースの種類は重要になります。

 

かといって、マウスピースを作っているメーカーは世界中にあって、どれを使ったらいいかわからないですよね。また、歯科医院によって使っているメーカーが違うので、歯科医院を決めるのも悩んでしまいます。

 

そこで、この記事では、マウスピース矯正の種類について簡単に解説していきます。

マウスピース矯正の種類が知りたい

マウスピース矯正の特徴を知って、歯科医院を選ぶ参考にしたい

と考えている方は是非、最後までお付き合い下さい。

1 マウスピース矯正の種類で「4つの差が出る」

マウスピース矯正で使うメーカーがどこの物であるかで、次の4つのことに差がでる場合があります。

 

来院回数

型取りの回数

治療期間

費用

 

それぞれについて、詳しく説明していきます。

1-1:来院回数

マウスピース矯正では、定期的に来院することが必要です。

口の状態を確認する間隔が、マウスピースのメーカーによって違うので、来院回数にも違いがでてきます。

 

メーカーによっては、2週間〜1ヶ月に一度2〜3ヶ月に一度の間隔の違いがあります。

仕事が忙しくて、あまり通えない方は、頻繁に通う必要がないマウスピースメーカーを選びましょう。

1-2:型取りの回数

自分専用のマウスピースを製作するため、最初に歯の型取りをします。

その後メーカーによっては、歯が動くたびに新しいマウスピースを製作する必要があるため、何度も型取りをすることになります。歯科独特の型取りが苦手な方は、最初の1回の型取りだけで、最後まで矯正を進めることができるメーカーもあるので、安心して下さい。

1-3:治療期間

マウスピース矯正の一般的な治療期間は、約1年~3年です。

しかし、歯並びや顎の状態によっては治療期間が長くなる場合があります。

メーカーによっても、治療期間に多少違いがあります。

1-4:費用

マウスピース矯正は、自費診療になるので、歯科医院によって費用が異なります。

マウスピース矯正の一般的な費用は、約60万円~80万円です。

部分的な矯正の場合は、30万円~40万円が費用の相場になります。

2 マウスピース矯正の「種類」が大事な理由

マウスピース矯正は世界中で行われている治療法です。

そのため、マウスピースを作製するメーカーは数多くあります。多くのメーカーの中から、歯科医院がどんな基準で選んでいるのかというと、それは、安心、安全であることです。

さらに、実績が豊富であることの2つです。

 

例えば、マウスピース矯正が上の歯と下の歯の両方で10万円という歯科医院があったとします。その歯科医院で使われているマウスピースのメーカーは、聞いたこともなければ調べても名前が出てこないようなメーカーだと、「本当にこのマウスピースで、歯並びが綺麗になるのかな…?」と心配になりませんか?

また、そんなマウスピースを使っている歯科医院に対して不安になります。

 

逆に、世界的にも有名なメーカーは、様々な歯並びに対応している場合が多く、実績も豊富です。そのため、歯科医院は安心して使うことができます。

マウスピース矯正の種類は、歯科医院の信頼にも繋がるため、非常に大事な要素になるのです。

3 一定のシェアを獲得しているマウスピース矯正の種類

ここでは、一定のシェアを獲得しているマウスピース矯正をご紹介します。

 

マウスピース矯正のメーカーは次の通りです

インビザライン

クリアコレクト

アソアライナー

アクアシステム

イークライナー

スターアライン

3-1:インビザライン

インビザラインは、アメリカのアライン・テクノロジー社からでているマウスピース矯正システムの1つです。世界100カ国以上で使用されていて、患者さんは700万人を超えていて信頼性が高いメーカーになります。

 

インビザラインの特徴は、歯型取りが、最初の1回だけで済むことです。

歯型取りをした模型を専用の機械で3Dデジタル化していきます。

この時に、世界中の臨床データを元にマウスピースを作製するため、正確で精密なマウスピースを作ることができます。

 

さらに、最初の歯型取りで矯正完了までの、マウスピースを作製できるため、歯科医院への来院回数が2~3ヶ月に1度のペースになる場合が多いので、頻繁に通う必要がありません。

 

費用は約60万円~80万円になります。インビザラインは最新のテクノロジーを使用しているため、費用が他に比べて高くなる傾向にあります。

3-2:クリアコレクト

クリアコレクトは、世界で最も多く使われているインプラントメーカーのストローマンという会社と同じグループです。実績や臨床実験が豊富で、信頼性や安全性が高いメーカーの1つです。

 

クリアコレクトも3Dデジタル化に対応しているため、歯型取りは最初の1度だけになります。

3-3:アソアライナー

アソライナーは、日本製のマウスピースで、日本製の物としては多く使用されているメーカーです。マウスピースの型取りをしてから、装着できるまでの期間が約3週間と短いのがアソアライナーの特徴です。

 

新しいプレートを作る時には、毎回型取りをするので、正確なプレートを作製することができます。来院回数は1ヶ月に1度のペースになります。

 

アソアライナーは、前歯の歯並びや部分的な治療が適応になるので、費用が約20万円~40万円と抑えることができます。

 

3-4:アクアシステム

アクアシステムは、前歯の部分的な矯正や軽度の不正歯列が適応になるマウスピース矯正です。前歯や部分的な矯正が目的のため、インビザラインのようにデジタル解析をせずに、人の手でマウスピースが作られます。

 

そのため、次の段階のマウスピースを作る時には型取りをする必要があり、約1ヶ月~1ヶ月半に一度のペースで通院が必要になります。

 

また、アクアシステムが適応するのは一部分だけなので、費用は20万円程の歯科医院が多く、費用を抑えることができます。

3-5:イークライナー

イークライナーは、韓国生まれのマウスピース矯正装置です。

インビザラインと同様に、最初の型取りで採った模型を3Dスキャンして、矯正完了までの全てのマウスピースを作製することができます。

 

治療の流れは、ソフト、ミディアム、ハードと厚さの違う3種類のマウスピースを7日ごとに交換していきます。基本的な治療期間は、8ヶ月~1年になります。費用は、約40万円~60万円が相場です。

3-6:スターアライン

スターアラインは、日本の会社です。

インビザラインと同じく、3Dデジタルを駆使しているので、最初の型取りで全てのマウスピース矯正装置を作製していきます。

マウスピースを、1~2週間おきに新しいプレートに交換しながら、3~6週間に1度のペースで来院する必要があります。

 

スターアラインのマウスピース矯正では、軽度~中程度の不正歯列を改善することができるので、費用は20万円程度と抑えることが可能です。さらに、治療期間が約1年と短く済む場合が多いです。

4 マウスピース矯正は種類選びも重要

矯正は専門性が高く、知識や技術が求められる治療法です。

自分の理想的な歯並びにするには、術者の腕だけでなく、マウスピースの「質」も重要です。

まずは、マウスピース矯正ができるのか担当医に相談することから始めてみましょう。

 

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