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マウスピース矯正はどれがおすすめ?/メーカー別にメリットを比較

かつての矯正治療といえば、ワイヤー治療が主流でした。治療中は金属が目立つ上に、痛そうだということで、少し勇気が必要だった治療です。しかし現在では、ワイヤーを使わない新たなマウスピース矯正の登場によって「これならできる」という方も増えて人気が加速しています。

 

さらに数年前からはメーカーも増えて、これまでよりも低価格なマウスピース矯正が増加しています。特に低価格のメーカーはLCM(Low Cost Mouthpieceの略)と呼ばれ、かつての数分の一の価格で矯正治療できるということで注目されています。

 

ただし、それぞれのメーカーには特徴があり、すべてのメーカーが同じ治療を行えるわけではありません。

 

当記事では、数多くのメーカーについての特徴や違いについてご紹介しますので、矯正治療に興味がある方は参考にしてみてください。

1. マウスピースメーカーの種類

以前はワイヤー矯正の煩わしさに治療を敬遠していた方も、目立ちにくいマウスピース矯正ならやってみたいと思う方が増えています。マウスピース矯正であっても数多くのメーカーがありますので治療を検討されている方は、それぞれの特徴を知った上で治療を始めると良いでしょう。

1-1. インビザライン

マウスピース矯正といえば、インビザラインというほど有名なメーカーです。他のメーカーでは治療できないような歯並びにも対応しており、とても信頼度の高いメーカーです。

 

・対応する症例が広範囲

・歯茎に被らない形で違和感が少ない

・成長期の子どもの矯正にも対応

 

80ヶ国を超える治療実績を持つ老舗のマウスピース型メーカーのインビザライン。治療実績の多さに加え、最新技術を活かした矯正治療は日本でも圧倒的な人気を誇ります。

1-2. クリアコレクト

インプラントメーカーで信頼度の高いストローマン社が手がけるクリアコレクト。

 

・歯列を移動する力が強い

・最新デジタルスキャンにて作製

・薄くフィット感を重視した独自デザイン

 

ワイヤー型に比べ、歯列の移動に限界があるマウスピース型ですが、そんな中でも評判の高いメーカーです。逆に外しにくいという、一見デメリットと思われそうなフィット感が歯列の移動を期待できるという評価に繋がっています。

1-3. アソアライナー

アソアライナーの特徴としては、日本企業が提供しているため国内ならではの信頼があります。日本人の骨格や特徴を理解しているため安心のメーカーです。

 

・素材を使い分けて幅広い歯並びに適応

・信頼の日本国内にて製造

・最短10日で治療を開始

 

アソアライナーのマウスピースは、ソフトからハードまでの硬さを用意しており、歯列の状態に合わせて矯正することができます。型どりから10日間という短期間で作製するため、速やかに治療を開始することができます。

1-4. oh my teeth

仕事に忙しい現代の生活スタイルと、インターネットを組み合わせた矯正治療を行なっているoh my teethです。スマホで契約ができるだけでなく、終了までほぼ通院せず治療することができます。

 

・契約から治療まで面倒が少なく治療を行える

・AI、3Dプリンターを活用し低価格を実現

・常時LINEにて相談可能

 

矯正開始まで最低1回の通院で開始できます。また、LINEやビデオ通話を取り入れることで、面倒な時間と手間を大幅にカットしています。

1-5.  スマイルトゥルー

20万円から行える低価格が売りのスマイルトゥルーは独自の治療システムを採用しているため、歯科医院によって変わることなく同じ治療が受けられます。

 

・治療計画システムにより安定した品質

・前歯12本(上下6本ずつ)に特化のため低コスト

・国内の歯科技工士が作製

 

低価格といっても品質を下げることなく、クオリティの高い矯正治療が行えます。アメリカの医療チームによりプランを作成し、開始前には3D映像で仕上がりイメージを確認できるため安心です。

1-6. DPEARL

現代のスマホアプリやネットの特性を最大限に活かしたメーカーDPEARL。マウスピースの装着時間を管理するアプリや、定期的に通院する日を管理することで矯正治療を行います。

 

・常時LINEにて相談可能

・オフラインの通院サポート

・国内の歯科技工士がマウスピースとプランを製作

 

低価格で高品質な矯正治療を目指すDPEARLの最大の特徴は、歯列の適応症例率が90%以上であること。ワイヤー矯正とは異なり、対応できないケースが多いマウスピース矯正としては注目すべき適応率です。

2. マウスピースメーカーの比較

様々なマウスピース矯正ですが、症状によって価格や治療期間が異なります。また、歯並びの状態によっては対応できないメーカーもありますのでしっかりと選ぶことをおすすめします。

 

以下の表は各メーカーを比較したものです。

  価格 治療期間 治療範囲
インビザライン 30-40万円(部分矯正)

70-100万円(全体矯正)

約12ヶ月~24ヶ月 全体矯正に対応
クリアコレクト 15-75万円 約6ヶ月~30ヶ月 全体矯正に対応
アソアライナー 50-70万円 約4ヶ月~18ヶ月 前歯(部分)矯正
oh my teeth 33万円(部分矯正)

66万円(全体矯正)

約3ヶ月~6ヶ月 全体矯正に対応
スマイルトゥルー 20-60万円 約3ヶ月~8ヶ月 全体矯正に対応
DPEARL 30-70万円 約5ヶ月~15ヶ月 全体矯正に対応

 

※歯並びの状態によって、適応しないケースもありますので歯科医院、またはメーカーまでお問い合わせをおすすめします。

※自由診療のため、歯科医院によって価格や日数が異なる場合がありますのであくまでも目安となります。

3. どのメーカーを選ぶべきか

非常に多くのメーカーがあるのは嬉しいことでもありますが、何を基準に選んで良いのか迷う方もいらっしゃいます。ネットでの口コミを見たり、価格を決め手とすることもあるかもしれません。

 

前項の表についても触れましたが、自由診療は歯科医院や歯並びの状態によって価格や内容が変わることがあります。また、矯正治療後に利用する保定装置の料金も考えなければいけません。

 

治療を検討する際には、個人的な感想であるネットの口コミや表示価格などに頼りすぎず、ご自身で直接メーカーや歯科医院への無料相談をするようにしましょう。

4. マウスピース矯正はどれがおすすめ?【まとめ】

マウスピース型の矯正装置を作っているメーカーがたくさんあることがお分かりいただけたと思います。大切なことは価格や治療期間だけでなく、ご自身の歯並びの状態に対応しているかという点になります。以前のワイヤー型よりも低価格になったとはいえ数十万円はかかりますし、治療するなら希望の歯並びを手に入れたいものです。

 

矯正治療を検討している方は、価格や期間にとらわれず充分に検討した上で治療を行いましょう。

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